高額賠償判決例

mobile03_l.

 

自転車による事故は以前、自動車事故と同等に扱われることがなく、賠償金額などが低くなってしまう傾向にありました。

 

しかし現在では、少なくとも賠償金額については、自動車事故と同じく考えられつつあります。
よってその金額は高額な判決が出ています。

 

信号を無視してスポーツタイプの自転車が横断歩道歩行中の高齢女性に衝突し、死に至らしめた事故において、被害者家族からの1億600万円の損害賠償の求めに対し、地裁は4700万円の支払いを加害者を命じました。
小学5年生という未成年の男児が、自転車で女性をはね、植物状態に至らしめてしまった事故については、その男児の母親に対して地裁は9500万円の損害賠償の支払いを命じました。

 

年々自転車による事故であっても、損害賠償の判決は、自動車事故並みに高くなってきつつあります。

 

しかし加害者の資力が伴わず、結果的には被害者が泣き寝入りとなっているケースが、殊の外多いのも現実です。
任意自転車保険加入と支払金額無制限の必要性が切実な時代です。
また加害者からの支払いが成されない場合には、契約内容によっては被害者が加入している自動車保険の人身傷害保険がカバーしてくれる可能性もあります。

 

また自動車保険やその他の損害保険に、個人賠償責任保険が付帯されていることがあります。

 

これに加害者側が加入していれば、そこから支払われることもあります。

 

被害者、加害者、そのどちらにも自分がなってしまう可能性がありますので、加入している保険の契約内容の確認と把握が必要です。

 

刑事罰については、自動車であれば自動車運転過失致死となる場合でも、自転車においては重過失致死となるという違いはあります。

コメントは受け付けていません。